西大寺校短信 5月①

みなさんこんにちは！
このページでは駿台中学部の授業や教室の様子をご案内しています。

大型連休も明け、各中学校では１学期最初の定期考査に向けて再び学習強化に取り組んでいるところかと思います。また、駿台中学部でも、通常授業にて定期考査対策学習や６月実施予定の校内模試に向けて、従前の内容の整理の仕方や時間の使い方についての指導を進めているところです。

今回は、この大型連休前後にリリースされました「駿台入試ニュース」の第１号・第２号をご案内いたします。
ニュース内容は上部の写真をクリックいただけましたらニュース本体のPDFファイルにアクセスできますので、是非ご確認ください。

まず「第１号」では各大学の医歯薬国家試験合格状況をご案内しております。
医歯薬学部については、国公立大学のみならず、私立大学についても大変人気の高い学部学科群となっております。
他方、医歯薬学部、特に医学部医学科においては、国公立大学ではおよそ全ての医学部医学科で「京都大学の理系学部合格相当」の学力、私立大学でもおよそ全ての医学部医学科で「大阪大学の理系学部合格相当」の学力が必要と言われています。加えて入学の難度の高さのみならず、入学後も６年間、「毎年が大学入試直前期かそれ以上」の負荷が学習面でかかり続けると言われています。このため医歯薬学部は「留年」や「卒業判定保留」の在籍生の割合も他学部に比べて格段に高く、これにより入学後の学生生活やキャリア形成に大きな影響が生じます。また、薬学部についてはこのような留年・卒業判定保留により大学運営が困難になる等の理由で、既に私立大学薬学部の一部で統廃合が進んでいるという側面も見受けられます。
医歯薬学部については総論的には以降も人気が持続するかと予想されますが、ご自身の志望内容や必要とされる学力、各大学の特性等も含めて進路をご決断いただき、悔いのない進路決定をしていただきたく思います。

次に「第２号」では各大学の２０２６年度以降の新設学部学科情報をご案内しております。
時代の流れもあり、「健康科学系」や「情報デジタル系」の学部学科の新設・定員増が目立つように感じます。他方、少子化の影響で「大学全体の総定員」が変えられない関係上、これら以外の学部での定員減も併せて散見される点、ご注意ください。また、先程触れました薬学部の統廃合が進んでいる状況下で、薬学部の定員減に踏み切る大学も散見されることもご留意いただきたく思います。これらの学部学科の新設・定員増減・統廃合情報も逐次ご確認いただきながら、進路の検討・選択を進めていただければと思います。

駿台では、このような大学進学情報を定期的に発信しております。
駿台を通じて「進路実現に向けて一歩前へ」踏み出して貰えればと思っております。

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