MENU

西大寺校 短信 4月②

みなさんこんにちは!
このページでは駿台中学部の授業や教室の様子をご案内しています。

このコーナーでも良く登場いたしますが、西大寺校はその名の通り有名寺院「西大寺」に近隣するところに立地しています。ちょうど4月上旬で桜の花も満開、祝意溢れる新入学・新学年の雰囲気に対し、文字通り花を添えています。

特に中高一貫系中高在籍の皆様には、高校受験がない分、「切れ目なく学習を続けていく」感覚に陥るケースが多く、これが学習に対する目的意識やモチベーションの逓減に繋がることも良くあります。学習意識に対するリフレッシュには、前回のこのコーナーで紹介しました「進路に対する刺激」と共に、進学進級や各学期の節目など、まとまった「学習期間の区切り」を上手く活用して自身の意識にクサビを打ち込むことが有用であるように思います。

さて、中高の生活では、何か一つのことに没頭して「時を忘れる」という経験を持つこともとても大事ですが、他方、周りの環境の季節的な環境変化にも気づき感じることも学習における余裕を持つという観点からも同様に重要だと思います。この点、このような春の雰囲気溢れる西大寺界隈ですが、高3生は逆に自身に残された「残り時間の少なさ」に焦り、これらの季節的な環境変化を「意識的に無視しようとする」きらいすらあるようです…特に昼夜関係なく終日カーテンを閉め切って、また終日空調をつけ続けて自室に籠って学習を続けていたら要注意ですよ…。

学習には一定の学習を区切りとして、今までの学習内容を俯瞰し総まとめを行う機会を必ず定期的に持たなければなりません。入試本番でも1教科50分~150分という「短い時間」(=中学生は「150分」は長いように思うかもしれませんが…(笑))の中で複数年単位をかけた学習の成果をぶつける必要があります。中高生は「今学習している単元をマスターしていく」学習は得意な方も多いですが、学習内容全体を総まとめし、試験での制限時間内で自身の学習成果をぶつける準備を行う」学習は苦手な方も多いように思います。そのような方にも全体を俯瞰する余裕を持つという意味でも、一日の時間経過や季節的な環境変化に触れることを大事にして欲しいと思います。日光を浴び、心身をリセットして、その日一日を大事に過ごすこと、またその積み重ねが学習生活を充実させ、また実際の入試での合格獲得に繋がると確信しております。「アタリマエのこと」かもしれませんが、この「アタリマエのこと」を続けていくことが意外と至難の業ですし、多感な中高生にとっては気持ちの波も大きくなることが多いようにも感じます。保護者の皆様におかれましては、これら「アタリマエのこと」を続けやすい環境づくり、お子様への硬軟織り交ぜたお声がけをお願いいたしたく思います。

受験対策学習が進むほどに、一日の移ろい、季節の移ろい等の変化を感じ楽しむ姿勢、ひいては全体を俯瞰する余裕大事にした指導を駿台中学部でも努めてまいります。
駿台を通じて「進路実現に向けて一歩前へ」踏み出して貰えればと思っております。

通常授業詳細はこちらからどうぞ!
お問合せ・お申込はこちらからどうぞ!

お申込・お問合せは電話・FAX、もしくはこちらからどうぞ!

駿台中学部西大寺校
〒631-0816 奈良市西大寺本町1-10
TEL:0742-32-1121
FAX:0742-32-1125