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西大寺校 短信 2月②

みなさんこんにちは!
このページでは駿台中学部の授業や教室の様子をご案内しています。

先週2月5日(水)にて国公立大学の出願が締め切られ、各大学の出願状況が判明してきました。
文部科学省はこの出願最終日となる2月5日(水)午前10時現在の志願倍率につき、前期日程が2.7倍、後期日程が9.2倍、中期日程が12.5倍となるとも発表しています。

具体的な出願状況を分析すると、なんやかんやと言われた「新課程初の共通テスト」は結局のところ、平均点上も例年より「易化」した結果となり(都合これで昨年より2年連続で易化傾向となりました)、成績上位層中心に「強気出願」「初志貫徹」の出願結果となったようです。

準難関大学や地方大学、地方受験状況を見ると、コロナ禍明けから「コロナ前」状況まで回復をした年度と言えそうです。ただ「隔年現象」による人気の高低が激しく、前年の「反動」も顕著な結果となりました。
学部別に少し焦点をあてると、いわゆる「不景気」指標の一つとも言える「文系人気低下+理系人気上昇」の傾向が止まり、人文科学系、社会科学系、時に経済・国際の人気復活が見られ、他方、自然科学系、特に医学・薬学・その他医療系・農学が志願者減という結果となりました。この点、志願先の近時トピックスとして、国公立私立各大学の「情報科学系の学部等新設」や「理工系の定員増」に対し受験生がどのように反応するかが気掛かりな点ではありましたが、結果的には特定の大学学部に人気が集中することなく、志願者は各大学に「分散」したため、倍率も比較的高低が生じにくかったように感じました。

また、コロナ明け状況が安定化したことも後押ししてか、大都市圏志向が復活の一方、地方公立大では「後期離れ」の傾向も少し出てきた傾向も併せて感じます。

最終的には個々の大学や個々の受験生状況によって合否判定を行うわけではありますが、人気動向やそれら志願者集団の平均的学力状況を冷静に把握することは、残り僅かな二次試験実施基準日までの直前対策学習の指針となり、また不要な不安感を払拭する要素ともなります。受験生の皆様は、これら情報に冷静に接し、進路開拓に役立てて欲しいと思います。

また、中学生の皆様・保護者の皆様も、是非このような大学入試のダイナミクスに早期に触れてもらい、入試直前期になって急に焦ることのないよう、是非大学入試状況を第三者的立場から見ておいていただければと思います。

是非この機会に情報力も豊かな駿台での学習をご検討ください!
駿台を通じて「進路実現に向けて一歩前へ」踏み出して貰えればと思っております。

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